昨日、対照的な内容の決算発表を行ったキヤノン (7751)とオリックス (8591)。
今日の株価がどうなるか、注目でした。
共にポートフォリオの中心に据えていますのでキヤノンは600株、オリックスは400株を持っています。
素人目にも、キヤノンは激しく下がるんだろうなという予想ができました。
買値である2,952円辺りまで行くのではないかとも覚悟していました。
一方でオリックスは、上がるのは確実だと思いましたが、
その値幅がどれくらいになるかは全くわかりませんでした。
そして蓋を開けてみると、キヤノンはマイナス91.5円(マイナス3.00%)、
オリックスはなんとプラス124円(プラス8.29%)という結果でした。
まさか、キヤノンのマイナス分のほとんどをオリックスだけでカバーできてしまうとは。
ポートフォリオとは、こうあって欲しいという理想的なパターンでした。
下落する銘柄と上昇する銘柄が相殺し合って含み損益を維持しつつ、
配当分を稼ぐというのが最低限確保したい利益構造なのです。
その他、リコーリース (8566)が絶好調を持続していて嬉しい限りです。
妥協した利益確定に走らなかったのも、この充実感の重要な要素。
この先また下落してしまうと元も子もないのですが、
そもそも半年もの間、だらだらと下落トレンドになっていたのが不可思議でした。
業績も「堅実」ですし、割安でもあります。
理由がないのに下がり続ける不可解なトレンドをようやく打破したのですから、
やみくもに上値を追ってくれとは言いませんので、
3,000円から3,500円くらいの間で安定して推移して欲しいものです。
あと、来期の増配も。
サカイ引越センター (9039)は、夢想した通り一時は結構なプラスになり、
含み益になった時間もあったのですが、最終的にはマイテンしてしまいました。
マイテンはかなりショックだったのですが、チャートの形は反騰体制を維持しているように見えます。
引き続き、一番の見守り銘柄になりそうです。
一方で、ダブルインバースがひどい状態になっているのは……。
当然、現況ではそういう結果になるべき作戦ですので、仕方がないです。