長い下ヒゲがついたものの、昨年とは対照的に暴落スタートの2019年となりました。
ただ、ポートフォリオは指数よりもかなりマシな下落だったので、個人的には幸先の良い大発会です。
暴落したとはいえ、ナンピンを狙っているキヤノン (7751)、JT (2914)、蔵王産業 (9986)は、
希望するところまで落ちてきませんでした。
今回の暴落で、キヤノンに至っては配当利回りが5%半ばに達しています。
景気敏感銘柄で、ここのところの業績はさっぱり振るわないとはいえ、
ここ最近の減配実績が無い上に、利益剰余金の体力は相当なもので、160円配当で16年分以上もあります。
今後、キヤノンメディカルシステムズや、
監視カメラのアクシスコミュニケーションズ等を伸ばして業績を巻き返してくれるだろうという期待も十分持てますので、
主に相場環境が原因で株価が下がっているのであれば、絶好のバーゲンセール以外の何物でもありません。
どこまで下押しするかはわかりませんので、そのペースは慎重に図りつつ、ナンピン買いを粛々と実行していきます。
あおぞら銀行 (8304)の現利回りは、実に5.71%ですか。
こちらも1,000株保有ですが、買値からの値幅が値幅なので、ナンピンしたくなる衝動が時々湧いてきます。
ただし、いかんせん値がさ株のため、ポートフォリオ内での比率がちょっと高くなり過ぎるのがネック。
総配当額に占める割合も断トツのトップなので、むしろ利益確定して株数を減らそうとしていたくらいだったのですが、
今回の暴落に巻き込まれて、あえなく夢物語となりました。
いや、よく思い出してみると、確か相場全体の暴落以前から、既に個別で下落していたような気が。
ダブルで下押しを喰らっては、ひとたまりもありません。
もう株価を正視するのはやめて、配当金だけに集中します。