前回、挑戦するも膨らまなかった「きな粉蒸しパン」。
敗因は、”ベーキングパウダーの不足”だと推測しました。
そこで、ウナギ君に供するミミズの計量用だったタニタのデジタル秤を(念入りに拭いてから)食品用に転職させ、
しっかりと計ったベーキングパウダーを添加します(前回の2倍量)。
で、電子レンジから取り出してみたところ、なんと、前回と全く同じでぺったんこ!
電子レンジ前↓

電子レンジ後↓

失意の底で、再びトラブルシューティングが始まりました。
元のレシピと比較して変更しているところを確認してみます。
まず、混ぜる際にボウルではなくタッパーを使い、そのまま電子レンジに入れました。
角張ったタッパーでは混ぜにくいので、ベーキングパウダーが均一に行き渡らなかったかもしれません。
また、米粉よりもきな粉が多い配分にしています。
きな粉をメインにしたいからなのですが、それだと膨らみにくいのでしょうか。
更に、レシピにちゃんと書いてあった手順ではあるのですが、
電子レンジにかける前に、容器にトントンと振動を与えて空気を抜いたのも気になります。
膨らましたいのならば、空気は入っていた方が良いのでは?
といった具合に思索を巡らせていたのですが、
不意に、意外な方向からの可能性が頭の中に浮上しました。
これが正解であれば、まさに、どんでん返しとも言えそうな衝撃の(?)結末です。
検証するために、元レシピと自作品の写真をじっくり見返してみたところ、
おそらく、間違ってはいないような気がしてきました。
その結末とは……なんと、(前回も今回も)しっかり膨らんでいた(!)。
使用したタッパーは13cm四方の正方形なのですが、
そこで生地を作ると薄く広がってしまい(厚さ1cmちょっと?)、
膨らんだとしても目立ちにくい訳です。
更に、カップケーキ型を使っている元レシピの写真を確認してみると、
確かに電子レンジ後に膨らんではいるものの、体積比では10%増程度のように見えます。
そして、改めてそういう目で煎餅型の自作品の写真を見返すと、
10%くらいは盛り上がっている可能性は充分ありそう(厚さ1cmスタートとしたら、僅か1mm増!)。
”膨らむ”という言葉に対する初心者のイメージが過大だったのが、
そもそもの”敗因”だったのかもしれません。
こんもり膨らんで、タッパーの上にはみ出してくる感じを期待していました……。