庭に置いている大小二つの甕から、ボウフラを採取していますが、
資源量がボウフラよりも豊富そうなのがアカムシです。
アカムシが成長したユスリカは血を吸わないので、
ボウフラほどは徹底的に捕まえなくても大丈夫。
このアカムシをピンセットで泥から丁寧に選り分けて、
100匹集めるとこんな感じになります。
で、これを誰が召し上がるのかというと、
90cm水槽でウナギ君と同居しているタモロコ達。
現在3匹が暮らしています。
普段は人工飼料をのんびりと食べているのですが、
自家製アカムシを与えた時の反応からは、彼らの本音がひしひしと伝わってきました。
その食いつきとテンションの上がり方から察するに、
普段の人工飼料は”臭い飯”とか呼ばれてそうです。
水面から飛び出さんばかりの勢いでアタックして、
わんこそばのように一瞬、かつ連続で食べ続けるのですが、
これを数日続けたところ、やや痩せ型だった個体のお腹がふくよかになってきました。
人工飼料への酷評はさておき、
これだけ喜んでもらえるとなると、手間暇かけてアカムシを集める甲斐があります。
こういうちまちまと積み上げる作業は嫌いではないので、
この夏は何千、何万匹と摘み上げる気満々です。