何ヶ月ぶりかわかりませんが、昨日、久しぶりにABEMAの将棋中継を楽しみました。
伊藤匠七段が挑戦する棋王戦第一局です。
午前中から”持将棋”という言葉が飛び交う異例の展開でしたが、
結局は、その序盤の流れの通りの結末に。
後手番だった伊藤七段が意図的に誘導したようです。
藤井聡太棋王相手の後手番は持将棋上等、という作戦にはなかなかインパクトがあります。
これはつまり、自身が先手番の時にそれなりの用意があるということなので、
今シリーズが一層楽しみになってきました。
もっとも、持将棋に向けて点数勝負になった展開は、完全に違う競技といっても過言ではなく、
それ自体は全然面白くないのですが……。
片方の対局者が被ることは時々ありますが、全く同じカードでの同時ダブルヘッダーは極めて珍しいのでは。
NHK杯の方は録画してまだ観ていないのですが、
うっかり読んだネット記事で、結果がなんとなくわかってしまいました。痛恨です。