里見香奈女流四冠の棋士編入試験第1局は残念ながら完敗だったようです(例によって評価値ディストピア)。
AbemaTVの放送中に、この編入試験を受けるに至った戦績を紹介していたのですが、
勝った相手の顔ぶれはB級1組あり、近年のタイトル挑戦者あり、という唸らずにはいられない面々。
短期戦ではありますが、まだ始まったばかりなので、1ヶ月先の次局に期待します。
その裏で行われていた甲子園の準々決勝、大阪桐蔭と下関国際の試合は劇的でした。
僅差とはいえ、大阪桐蔭の選手は苦戦しているとは全く感じておらず、
余裕を持って最終回を迎えていたように見えました。
そんな中で見事だったのは、無死一塁からのバスター安打。
ほとんど当てるだけで、鮮やかに無人の三遊間に運びましたが、これが大きかった気がします。
逆転タイムリーも、叩きつけたセンター返しでお手本のような打球。
もう一つ素晴らしかったのは、逆転した後の9回裏を抑えた投手。
大阪桐蔭の選手も流石に硬くなっていましたが、それを差し引いても見事な投球でした。
9回まで、万一にも勝てそうな雰囲気は全く感じられなかったのですが、
一瞬のうちに体を入れ換えてしまった見事な逆転勝利です。