昨日の試合で下関国際に敗れた大阪桐蔭。
その大阪桐蔭の監督が、球場からの去り際に下関国際の監督に握手を求め、
相手を讃える潔いその姿勢が好感をもって受け止められているとか。
しかし、私は性格の悪いへそ曲がり。
自分が負けた試合後に、勝った相手を讃えて握手を求めるという行為は、
「自分が相手より格上」だと認識していることを表明してしまっていると思います。
例えば、大阪桐蔭に大敗を喫した高校の監督が、
試合後に大阪桐蔭の監督に握手を求めにはいけないでしょう。
もちろん、大阪桐蔭の方が実力的に格上だったということは、
当事者の2校を含めて、どこからも異論は出ない事実でしょう。
一方で、当の本人については、格上だという素振りを見せないのが日本人的な美徳で常識であるということも事実。
格上を自認した態度をとってしまったことについて、相手を讃える気持ちが強かったあまりに、
思わずやってしまったという美談着地の余地はまだ残されていますが(笑)。