11月24日(火)に、O川で岸からガサガサをしました。
先日買ったタモ網の威力を確認し、カワムツかオイカワの稚魚を10匹連れて帰るのが目的です。
しかし、新タモ網のリーチの長さを活かせないことが早々に判明。
考えてみれば当たり前のことではあるのですが、カワムツほどの遊泳力を持つ魚の場合、
障害物の無い開けた場所を泳いでいるのをタモ網1本で掬いとるのは至難の技です。
という訳で、今回も岸近くに寄ってくるのを辛抱強く待ち続けるハシビロコウスタイルになりました。
それでも何とか1時間粘り、稚魚を8匹確保。
気温が下がってきたこともあってか、この日は弱らせずに持ち帰ることに成功し、
先住の稚魚2匹が泳ぐ20cm水槽へ入れました。
が、ここで最悪の失敗を……。
この日は天気がよく、陽が当たる屋外に置いてある20cm水槽の水温は、真夏並みの30度に達していました。
一方で、川の水はひんやりしていて、おそらく20度を切るくらいでしょうか。
この温度差は流石に気になったので、稚魚を入れる前に、
稚魚達が入っているふぉっとっとと20cm水槽との間で少量の水の出し入れを繰り返して慣らしたつもりだったのですが……。
20cm水槽に入れた直後から稚魚達がふらふらになり、
2時間後には6匹が死亡、1匹が行方不明、1匹が迷泳状態という大惨事を引き起こしてしまいました。
水槽との水温差については、「水槽に入れた直後に少しふらついて元気がなくなる」くらいの軽い経験しかなかったのですが、
今回については、秋の川と日向の水槽との水温差があまりにも激しすぎたようです。
折角網に入ってくれたのに、実に申し訳ないことをしてしまいました。
結局、8匹のうち1匹は何とか生き残り、先住の2匹と一緒に暮らしています。
当日の夜には迷泳が治まっていたのですが、その後も少し元気が無い感じがするので、
後遺症がまだ残っているのかもしれません。
しばらくは注意して見守ります。
次回からは、ガサガサのバケツにも水温計を入れておき、日除けをつけた20cm水槽共々水温を確認します。
そして稚魚をビニール袋に入れて20cm水槽に浮かべ、しばらく水温合わせ。
これまでは水温よりも酸欠への危惧が強かったので、
持ち帰ったバケツから早く水槽へ移さねば、という考えでした。
水合わせの途中で酸欠になる可能性も考えられるので、いろいろ神経を使わねばなりません。