現在、睡蓮鉢ビオトープに住んでいる発足メンバーは、どぜう君にスジエビ君、そしてヌマエビ君。
彼らに共通しているのは、ミミズに目が(鼻が)眩んだ結果として、
生まれ故郷を遠く離れた、この睡蓮鉢に引っ越してくることになった(拉致されてきた)点です。
つまり、彼らにとってミミズが極上食材であることは間違いありません。
一応、カーマにてメダカの餌も仕入れてきたのですが、
先日、ちょうど第3回のミミズ狩りを敢行したので、切れてしまったり、元々小さいものを睡蓮鉢に投入することにしました。
数ミリに切って投入してみたのですが……、スジエビ君が想像以上の反応を示してくれました。
ミミズ片が底に到達するや否や、あっという間に奪い去り、大きな恵方巻きよろしく、丸かじり!
ハサミで小さく千切って口に運ぶのかと思いきや、なんともワイルドな食事です。
でかい「恵方巻き」をそのまま丸呑みにしているようにも見えたのですが、どうなんでしょう。
とにかく、旺盛な食欲でこちらも嬉しくなってきました。
どぜう君は砂利に潜って顔だけ出していましたが、その前にミミズを落としてもノーリアクション。
そのうち、スジエビ君に横取りされてしまいました。
買ってきたメダカの餌も少し投入してみたのですが、
思ったより粒が小さく(1ミリ以下)、水面に浮いてしまっていて、いつまでも沈みません。
現在のメンバーは全て水底在住なので、残念ながら食料となってくれるかどうかは覚束ない感じです。
食べ残されると水質悪化の原因になるので、この辺は試行錯誤していかなければなりません。
子供の頃から、水中の生き物をずっと観察していても全く飽きない性分なのですが、
これから足繁く睡蓮鉢詣でをすることになりそうです。