昨日、自社株買いを発表したキヤノン (7751)は、地合にも乗って素直な反応でした。
どれだけ騰がっても売却の選択肢はありませんが、「心の安定剤」としての含み益をある程度保った上で、
堅調な業績と高配当を維持していってもらえると最高です。
キヤノンに加えて、サカイ引越センター (9039)とJPX (8697)も高値を更新しました。
チャーム・ケア・コーポレーション (6062)は、
この半年で1株が4株に分割されましたので、株価がかなり小さくなっています。
今日の値動きも77円と、これまでのイメージだとそれほど大きくは感じない値幅だったのですが、
プラス5.59%ということで、ポートフォリオ中での騰落率は首位でした。
今日の好地合に引っ張られた分は差し引いて考えないといけませんが、6月優待の2銘柄について、
権利確定まで1ヶ月を切って、ラストスパートに入ったかもしれないと期待させるチャートに。
すかいらーく (3197)は、怪しげな大盤振る舞いの優待拡充をしてから初めての権利獲得です。
1-2週間程度の下げの周期が終わって、上げに入ったようなチャートになっていますが、
権利落ちまでに出来るだけたくさんの貯金をキープして、
できれば1,800円超えまで到達してから6月28日を迎えたいものです。
もう一つ、日本マクドナルドホールディングス (2702)は、
てっきり幻の高値だと思っていた先日の4,000円に再び肉薄。
分割や増配は無いと思いますが、4,000円前後で安定してくれたら非常に気分良く保有していけます。
これくらい日経平均が騰がったのなら、ダブルインバースをナンピンしてもいいかなと思って注文を出していましたが、
1円の差で約定しませんでした。
明日も続伸していよいよ日経平均2万円の声を聞くのか、それとも反落するのか。
そろそろ上に行ってしまいそうでもありますが、
VIX指数にも現れているように、だんだん楽観的な見通しが蔓延してきていて、嵐の前の何とやらという気もします。
貴重な経験として、この好地合からトレンドが変わって下げに転じる瞬間がどんなものなのか、
しっかり見ておきたいと思います。
とは言え、そういう姿勢でもう何ヶ月も過ごしてきているので、さすがに気が緩んできている自覚も……。