中途半端なタイミングのような気もしますが、
キヤノン (7751)が株式総数の1.3%を上限とする自社株買いを発表しました。
高値圏で3週間くらい横ばいを続けており、更に上を目指す起爆剤になるでしょうか。
業績も回復し、高配当もキープしてくれているポートフォリオの孝行息子。
このリリースで株価がどう反応するのか、明日を楽しみにします。
ネット上では派手な反応を期待する声がありますが、さて、どうなりますか。
引き続き粘り腰を発揮しているイーグランド (3294)はプラス0.67%で、水面まであと1.69%。
ただ、今日は陰線になりましたし、昨日はやや大きい上ヒゲだったのがちょっと気になります。
やはり欲張らずに、やれやれ売りラインに注文を出しておくべきか……。
優待権利まで1ヶ月を切った日本マクドナルドホールディングス (2702)も踏みとどまってプラス0.63%でした。
かぶみさんの見立てを信じて、権利落ちに向けた下げが始まるのを覚悟していましたが、
成長銘柄としての買いが入っているというのは、果たして本当なのでしょうか。
クリエイト・レストランツ・ホールディングス (3387)は、
出来高の多い980円から1,000円の帯を順調に通過しつつあります。
成長株としては陰りが見えるという評価が、最近多く聞かれますが、
個人的には、現状維持株として配当と優待を安定して出してもらえたら満足して保有します。
SBI証券のページで、ニプロ (8086)の評価レポートが更新されました。
投資判断は「強気(5段階の上から2つ目)」。
「増配も計画するなど、株主還元に積極的」という記載がありましたが、
土壇場で変更する前科がありますので、計画段階ではなんとも評価しづらいです。
私は、製薬会社は概して好きではないのですが、
ニプロやテルモ (4543)など、「(使い捨ての)医療器具」を製造する会社は大好きです。
マザーズに上場しているベンチャーのバイオ製薬企業の場合、
特許や研究開発に関わる細かいリリースがあると、
その意味を完全に理解しているとは思えない個人投資家の売買が集中してお祭り状態になりますが、
その騒ぎが負の印象となって、私が抱く企業イメージを損なっています。
もっとも、例えば一般的な抗がん剤については、
医学的な見地からの評価はいざ知らず(とにかく腫瘍が小さくなって、生存曲線が少しでも良いので有意に右にずれる)、
患者の立場からすると、その効果に価値があるとはとても思えないものが多いですから、
そういう薬を売って生業としている企業に対しては、とても良いイメージを抱くことはできません。
社員の待遇も馬鹿みたいなレベルだと聞きますが、それと比べて株主への還元はどうなっているのでしょうか。