贅沢なことに随分と御無沙汰な印象もある、なす術ない全面安の日でした。
たった1日で相場の雰囲気がこんなに変わってしまうのか、
空がにわかにかき曇り、黒い雲が立ち込めて嫌な風が吹いてきた感じです。
「トランプ・リスク」と言われるこの流れによって、金、月、火とあと3日間はこんな相場なのでしょうか。
確かにトランプさんは人の(世界の)上に立つには品位が無さすぎますが、
政治能力と、他の人間的要素は切り離して評価すべきというのも一理あると思います。
政治の世界では「角を矯めて牛を殺す」ような事例がままあります。
与党の過失に関して、とにかく揚げ足を取ることが野党の第一目的であるように見えますし、
アメリカの大統領選でも、見苦しいネガティブキャンペーンが続いています。
「対立候補が大統領にふさわしくない理由ではなく、自分がふさわしいという理由を主張してくれ」
とは有権者は思わないのでしょうか。
さて、こんな日には個別株ポートフォリオは大きなダメージを受ける一方で、
ダブルインバース売却では利益を得て慰められる、というのが当初の目論見だったのですが……。
実際には、ダブルインバースの含み損が減っただけでした。
しかも、更にもう1日同じくらいの全面安になったとしても、まだ水面に出ません(汗)。
作戦もなかなか青写真通りにはいかないものです。
今日は場中にも持ち株の決算発表がありましたが、暴風雨の中ということもあり、
ほとんどその効果はわかりませんでした。
三井物産 (8031)は、減益のままではあるものの上方修正をしました。
期初の時点では本当に黒字転換できるのか半信半疑だったのですが、これまでのところは順調のようです。
しつこいようですが、来期の増配を是非。