前場に謎の「リバウンド+プラ転」時間が一瞬訪れたものの、それを除けば軟調そのものの一日でした。
ポートフォリオはもっと軟調で、崩落しかかっている銘柄がたくさん。
もう買値に戻らないのでは、などと甘い妄想をしていた全国保証 (7164)は、2年前の安値に回帰。
ザラ場では含み損になる瞬間もありました。
ナンピンしたいところではありますが、それには新たな資金を振り込まねばなりません。
全国保証に続け(?)とばかりに、
リコーリース (8566)やキヤノン (7751)といった、鉄板含み益銘柄(と思っていた)が、軒並み買値に肉薄しています。
あおぞら銀行 (8304)なんかは、此の期に及んで、もういちいち株価を見ていられません。
買値に戻って欲しいなんて、もう寝言としか思えない状況ですが、
メガバンクも一緒に崩れているから、まあいいか(?!)……。
さすがに風向きが変わったとしか思えない惨状ですが、
痛いのは、こういう時のためにと買い込んできたダブルインバースのヘッジ効果が薄れていること。
個別株ポートフォリオ全体が含み損に転じる場面が訪れたとしても、
その時のダブルインバースは、まだどっぷり含み損のままという悲劇が確定的です。
アベノミクスからトランプ相場を経た長期間の桃源郷も、ついに終焉でしょうか。
個人投資家としての経験値を稼ぐことを考えると、これからが重要な書き入れ時です。