三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

投資家としての経験値

個人投資家としてのレベルは、阿鼻叫喚の経験値を積まないと上がりません。

私は2014年2月から株式投資を始めたので、あのリーマンショックを知らないのですが、

これを経験したかどうか(正確には、致命的な失敗をせずに善処できたかどうか)で、

投資家としてのレベルが段違いだと考えています。

 

大暴落時に「大底で買って大儲け」なんていうのは分不相応なので、

「莫大な含み損を抱えた大底を冷静にやり過ごし、数年待って含み益へ復活」で十分です。

これができれば、相当量の投資家経験値を手に入れられる筈。

 

もし今回のコロナショックが、後々リーマンショックと並び称されるくらいの大暴落になるのであれば、

ある意味、貴重な経験を積む機会に恵まれたとも言えます。

 

狼狽して投げ売ってしまい、死屍累々の大底を建設するための人柱のひとりになってしまうのは、

貴重な経験値が得られる絶好の機会を自ら放棄することに等しいでしょう。

 

「禍転じて福となす」

「転んでもただでは起きぬ」

そして、

「運命は勇者に微笑む」

といったところが肝要ですな。

 

という訳で、折角ここまで大暴落したのですから、

是非ともリーマンショックと並び称され、歴史に刻まれる「コロナショック」になって欲しいと思っています。

 

蛇足ですが、リーマンショックの際に多発したという、

個人投資家ブログの途絶」も発生するのかどうか、興味津々で見ていきます。

 

また、これまで投資をせずに資金を遊ばせている人にとっては、興奮で震えるくらいのチャンスが到来している訳ですが、

それを理解している人、ものにできる人はほぼ皆無というのが実にもったいないところです。

西山朋佳三段

先週の土曜日に、奨励会最終日の対局が行われましたが、

残念ながら、西山朋佳三段の四段昇段はなりませんでした。

 

元々、本人の2連勝が必要条件であり、更にライバルの負けという他力も求められる厳しい条件ではありました。

結果として、全ての条件が揃うことはなく、四段昇段を逃すことになった訳ですが、

特筆すべきなのは、当日に西山三段自身は見事に2連勝したので、自力での落選ではなかったことです。

最終成績も14勝4敗という文句のつけようのない数字で、次点を獲得しました。

 

藤井聡太七段が奨励会三段リーグを戦った際には、最終局で西山三段を破っての13勝5敗でした。

この時、2位で四段昇段を果たした大橋六段の成績は12勝6敗です。

 

西山三段にとっては、今回次点を取れたことは大きいですし、次期の順位は1位ですので、

史上初の女性棋士誕生は引き続き大いに期待できる筈です。

 

今回のように、すんでのところでチャンスを逃すと、以降は勝負運に見放されてしまい、

往々にして「これが最初で最後の……」という結末になってしまう、というのはよくある話です。

しかし、最終日に2連勝した西山三段の精神力と実力は本物であり、

勝負運も再び力強く手繰り寄せて、報われる瞬間が必ず訪れると信じていますし、応援していきます。

 

蛇足ですが、西山三段と同じ女性の(女流)棋士ではあるものの、対照的な心象を受ける方がいました。

私の贔屓の一人である棋士の弟子なのですが、

「学業を優先するため」という理由で休場しておきながら、その間に勤しんでいたのは、アイドル然とした芸能活動。

結局、日本将棋連盟からも退会したのですが、その後の続報を聞いて苦笑してしまいました。

個人的に一番チャラついている印象を持っている民放局のアナウンサーになるとか。

あまりに彼女のイメージにぴったりし過ぎていて、納得です。

芙蓉総合リースを買い付け

今日はメジャーSQとやらいう日で、出来高が膨れあがるのが常。

なので、セリクラかどうかがわかりにくいなと思っていましたが、

全然大した数字ではありませんでした。

そろそろ、投げたい人は投げ尽くしているような気もしますがね。

 

芙蓉総合リース (8424)。

大好きなカタログギフト優待銘柄なのですが、

昨日までは株価が5千円を超えていたので、手数料無料枠では買えませんでした。

ところが今日、ついに5千円を切ってきたので嬉々としてお買い上げ!

配当利回りも4%超となり、増配傾向でもあるので文句なしです。

 

明日もお目当て銘柄があるので、まだ反発はして欲しくないような。

オリックス (8591)もついに含み損になる瞬間があったので、これも買っておかねばなりません。

 

今日は資金を少し新規投入。

明日以降も、1日50万円以内で買い下がる気満々です。

 

なんと言っても、時は3月の権利日直前です。

”含み損の数字さえ無視できれば”、あらゆる優待銘柄が異常な株価になっているので、

夢のようなバーゲンセール以外の何物でもありません。

今、新規で買った銘柄の優待が届く7月頃には、

感染する人はあらかた感染し尽くして相場も落ち着き、

優待品が続々と届いて大好きな夏を迎えているという、私の楽観的な未来予想図。

 

昨日、所用のついでに8kmちょっとを速歩するというタイムトライアルに挑み、

目標通りに1時間15分でフィニッシュ。

私は歩くのが早く、(足は短いものの)大股で、1秒あたり2歩近いピッチを刻みます。

今回の時速は6.4km。

もうちょっと速いと思ったのですが、こんなもんですかね。

 

スギ花粉は相当飛んでいたと思いますが、

予め薬を飲んでいたので、鼻水は今朝まで抑えられていました。

薬が切れたら、どっと溢れてくるかと戦々恐々でしたが、

今のところ、意外と軽めで済んで拍子抜けしています。

足がバリバリになっていますが、筋肉痛にはまだ早いか。

沖縄セルラー電話を買い増し

めでたく(?!)今日も大幅下落だったので、

ありがたく沖縄セルラー電話 (9436)を買い増しました。

50万円の手数料無料範囲内とはいえ、結構値がさの部類に入る銘柄なので、

更に100株を買うとなると、僅かに足が出てしまいそう。

 

リコーリース (8566)も満を持して含み損に突入しましたが、買い増すかどうかはじっくり思案中。

保有する高配当銘柄も続々と買値に接近していますが、まだバーゲンセールは続きそうですし、

少し資金配分を組み換えて、SBI証券への新規投入を検討中です。

 

それにしても、松井証券口座の下がり具合には惚れ惚れします。

日経平均がマイナス4.41%、TOPIXがマイナス4.13%なのに対して、

今日もマイナス5%超という安定の圧倒っぷり。

向こう10年の間に、元の数字に戻る瞬間は訪れるのでしょうか。

あざとすぎるぞ、夢真ホールディングス

今日は通信銘柄がボロボロで、沖縄セルラー電話 (9436)が含み損に転落しました。

地合が地合だけに慎重にタイミングを図って、あと200株の追加を狙います。

 

昨日、夢真ホールディングス (2362)が自社株買いを発表したようです。

つい最近、自社株買う買う詐欺をしでかした札付きが、舌の根も乾かないうちに抜け抜けと。

 

santekigon.hatenablog.com

 

しかし、これはあざとい戦略なのかもしれません。

1、自社株買う買う詐欺で株価を下落させる。

2、改めて自社株買いを発表するが、誰も相手にしないため、株価は上がらない。

3、ここぞとばかりに安値で自社株を買い込む。

 

コロナショックも加わったバーゲンセールで、経営陣は笑いが止まらないといったところでしょうか。

薄利でも売っておさらばしておくべきだったと、後悔先に立たず。

 

リコーリース (8566)が、リーマンショックの時と同じくらいの凄まじい暴落になっています。

親会社のリコーに絡んだリリースがありましたが、その意味と効果は理解できません。

 

今日の終値で、長期保有用のSBI証券ポートフォリオが含み損に転落。

実に、2016年11月21日以来となります。

松井証券ポートフォリオの方は、もっと酷くて笑い飛ばすしかありません。

この下落トレンドに陥って以来、常に指数よりも、

SBI証券ポートフォリオよりも遥かに大きい下落率を叩き出し続けています。

上がる時にはこの裏返しになってくれればいいのですが、甘いんでしょうな。

「運命は勇者に微笑む」

まさにこの羽生九段の金言を唱和すべき時。

含み損の青い数字に耐え切れずに底値で損切りをするのではなく、

もっと下がっていきそうに思える恐怖心にすくんで手をこまぬいているのでもなく、

お買い得のセール価格になっている銘柄を買えるのは、まさに今。

 

大型高配当銘柄は、まだ意外と高値圏にとどまっている印象ですが、

優待銘柄はお買い得品が目白押し!

特に3月の権利日が近いので、今回は買ってすぐに優待品を手にすることができます。

「アデランスの中野さん」ではありませんが、女房を質に入れてでも買わなあきまへん。

 

今日は、日本紙パルプ商事 (8032)とアサンテ (6073)を買って、ちょうど50万円弱の取引に。

共に3月権利で優待が貰えますし、配当もなかなかです。

アサンテはずっと狙っていましたが、優待と合わせた利回りが5%半ばという絶好の安値で買えました。

業績も堅調なので、申し分ない銘柄です。

 

今日に至っても、SBI証券ポートフォリオが何故かマイナスだったというのが納得いきませんが、

吹かなくても飛びそうな0.06%の含み益は死守しました。

 

明日の行方は皆目見当がつきませんが、

新資金投入も視野に入れつつ、バーゲンセール会場を徘徊してみます。

カタログギフト銘柄を所望しているのですが、あまりいい銘柄がありません。

相場も花粉症も

先週土曜日に自転車で片道5分ほどの買い物に出たところ、帰宅後しばらくして鼻水が噴出してきました。

この日に花粉がたくさん飛んでいたというよりは、

今季の通算吸引量が閾値を超えたというところでしょうか。

あまりに鼻水がすごいと、将棋もおちおち指していられません。

週課の風呂掃除も免除ということにしてしまいました。

 

さて、これをセリクラというには、ちょっと出来高が足りないでしょうか。

終値だと、SBI証券ポートフォリオの含み損益がプラス0.30%とギリギリ赤ですが、

おそらくザラ場では含み損に転落した時間もあったことでしょう。

 

松井証券ポートフォリオの下げ方は笑ってしまうくらいに酷く、

日経平均がマイナス5.07%、TOPIXがマイナス5.61%だったのに対して、実にマイナス7.66%。

11銘柄のうち、マイナス10%以上が2つ、マイナス8%台が3つ、マイナス7%台が2つ。

一番ましだったのでも、マイナス4.79%という惨状でした。

まあ、こういう時は心頭を滅却し、またとない修行機会と捉えて精神修養に励むことにいたしましょう。

 

そんな今日は指値が一つ刺さり、名糖産業 (2207)が買えました。

3月には配当のみ、9月には優待のみがもらえます。

 

ふと気がつくと、コメダホールディングス (3543)もナンピンチャンスが到来しそうです。

これは買い増しておかねばなりますまい。

 

なんとなく監視している東日本旅客鉄道 (9020)と東海旅客鉄道 (9022)は、

5年来安値には達しているものの、それでももう一段、いや二段、いや三段くらい下落して欲しいところ(笑)。

 

テルモ (4543)や東京エレクトロン (8035)は、長期的チャートで見ると全然下がっていません。

保有銘柄でもNTTドコモ (9437)やKDDI (9433)は全然下がっていないので、

流石に優良銘柄も叩き売りされている訳ではなさそうです。

 

三井物産 (8031)の株価で間接的に被害は被っていると思いますが、原油価格がすごい数字になっています。

円高もすごいですし、なかなか刺激的な数字には事欠きません。

これだけ円高になると、5月に発表されるニプロ (8086)の本決算が楽しみです(やけくそ)。