三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

沖縄セルラー電話がダブル増配


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今日から保有銘柄の決算発表が始まりました。

 

まずは、キヤノン (7751)の第1四半期決算と、沖縄セルラー電話 (9436)の本決算。

キヤノンについては事前の観測報道通り、のっけの第1四半期から通期予想をマイナス16.7%(純利益)に下方修正しました。

元々、上へも下へも修正しまくる前科がありますので、今後も思いやられそうです。

ただ、減配はしないと踏んでいるので、根本のところは大丈夫といえば大丈夫かな。

 

沖縄セルラー電話は、親会社のKDDI (9433)に引きずられて、ここのところの株価はボロボロです。

しかし、まだ人口が増加しているという特殊な経済圏で圧倒的なシェアを持っているという強みが極めて魅力的に映るため、

結構な値がさ銘柄ではありますが、200株ナンピンして300株保有になっています。

また、今回の決算発表内容で、株価が底打ちになるのではという期待がありました。

 

蓋を開けてみた結果は、昨期の着地は堅実な増収増益。

今期の予想は、微々たる減収減益ですが、ほぼ横ばい。

そして配当は、去る3月権利の昨期期末配当は、62円予想から68円へ増配(年間では130円)。

今期予想は年間136円なので、更に6円の増配となります。

業績については、昨期も、ほぼ横ばい予想からの増収増益着地だったので、今期予想も悪くはなさそうです。

むしろ、通信銘柄に対する逆風の中で出してきたこの数字なので、力強いと評すべきかもしれません。

株主還元に積極的なことは再確認できましたので、300株を安心して保有しておけます。

明日の株価が噴き上がってくれれば嬉しいのですが。

 

野次馬根性で、ファナック (6954)の本決算を覗いてみました。

昨期の純利益がマイナス15.3%という着地でしたが、今期予想はなんとマイナス59.6%!!

要するに半分以下になるという訳ですが、確か、ファナックは控えめな予想を出すことで知られていた気がします。

おそらくは、これから上方修正を連発していく流れになるのだと思いますが、それでも、明日の株価は興味津々です。

 

5月14日に本決算発表予定のみちのく銀行 (8350)からは、ご丁寧に直前の下方修正リリースがありました。

売上はプラス3.4%に修正するのに、純利益はマイナス45.8%!!

ファナックの数字で楽しんでいる場合ではありません。

しかもこちらは期初の予想ではなく、本決算直前の修正です。

1株あたり利益も24.64円になってしまいますので、20+20=40円の年間配当は絶望的です。

既に中間配当で20円は支払ってしまっていますので、期末の20円は霧散しそうな気がします。

そうなれば必然的に、今期予想も無配に近い数字が出てきそう(恐)。

まあ、この御時世、ある程度の惨状は覚悟して100株だけを保有しているのですが、

それでも、ポートフォリオに無配銘柄があるのは気分が悪いので、せめて1円でも2円でも残して欲しいです。