戦々恐々で迎えた、キヤノン (7751)の第2四半期決算発表。
昨日は大型銘柄が通期予想の上方修正ラッシュだったようですが、キヤノンは下方修正です。
当初の予想より、売上高がマイナス4.2%、営業利益がマイナス6.3%、税引前純利益がマイナス2.4%。
一方で、税引後純利益は何故か据え置き。
直近のキヤノンは、一昨期が下方修正連発、昨期は上方修正連発でした。
今期は、第1四半期こそ修正無しでしたが、第2四半期がこの内容。
隔年で浮き沈みの激しい展開になっています。
また、今回は第2四半期だったので、未定だった中間配当を80円と発表しました。
これは大きなプラス材料とまではいきませんが、最低限の安心材料にはなるでしょうか。
昨期は記念配10円を含めて年間配当が160円でしたが、株主は今期も160円維持を折り込んでいましたので、
ひとまずは安心できる中間配当額となりました。
株価は強烈な下落トレンドの真っ只中ですので、明日は大幅に下がる可能性が高いと覚悟しています。
今日は、東証1部の値上がり銘柄が82%という全面高なのに、日経平均はマイナスという偏った日でした。
昨日の決算発表を受けたファナック (6954)は、まさかの大幅安。
素人には理解するのが困難な値動きです。
ポートフォリオでは、積水ハウス (1928)やKDDI (9433)がマイナスでしたので、
なんとなく相場の雰囲気は反映されています。
昨日の決算発表を受けたリコーリース (8566)は、プラス1.92%となりましたが、
これは決算発表への反応というよりは、地合に流された結果かなという感じがします。
みちのく銀行 (8350)は、決算発表の日程を公表していないみたいで、いつなのかわかりません。
これは、株主に対する姿勢として如何なものでしょうか。
優待目当てで最低単元だけ保有している新顔株主が言うのもなんですが。