寄り付きが高かったので、上ヒゲが長くはなりませんでしたが、
ザラ場の高値からは日経平均で180円くらい下がって引けました。
ふと気がつくと、三井物産 (8031)はこの上昇気流をまともに捉えているようで、
リーマンショック後の高値を更新してきています。
数えてみると、十字線っぽいのも含めると17日連続の陽線。
この上昇過程では、ゴールデンクロスした25日線に抜かれるのに伴って、75日線と200日線が上向きに転じてきましたし、
いかにも大きな上昇トレンドに入ったのではと思わせるチャートです。
あおぞら銀行 (8304)は、買値付近でのもみあいを続けているうちに、75日線が降りてきました。
その下向きの角度は緩やかになってきていますので、ローソク足がその上に抜ければ今後有望です。
金利は上がっていく方向みたいですので、中長期的には期待してもいいかなと思ってしまいます。
キヤノン (7751)は、ローソク足が明確に上抜けた後の75日線が下向きから水平になろうとしているので、
8ヶ月くらい続いた試練が終わったような気がします。
この間、実に23%くらい下落しましたが、再び4,000円に復帰する流れに持ち込めるかどうか。
ただ、キヤノンは業績が明らかに下火なので、決算発表の度に冷や水を浴びせられることになります。
まだ当面は厳しい値動きを覚悟しなければならないかもしれません。
こちらは買値よりやや下で底を這っているJT (2914)。
今日はプラス1.75%と反発しましたが、これが反撃の狼煙となってくれるかどうか。
因みに、それほど盛り上がらない内容とはいえ、まだ優待が届きません。
ちゃんとはがきは出したつもりですが、ちょっと不安になってきました。
ここのところ、ウチヤマホールディングス (6059)の動向で日々楽しんでいますが、
見事に下向きの75日線に頭を抑えられる形になってしまっています。
ここを跳ね返して一気に520円くらいまでぶち抜いてくれると、きれいなトレンド転換なのですが。
引き続き注目です。