三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

キングダム47巻


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キングダムの最新47巻を読みました。

私の好きな楊端和も参戦していますし、この対趙戦は面白くなりそうです。

 

李斯が追い出されそうになった外国人追放令は、46巻中の1コマであっさりと流す展開でした。

呂不韋についても、すでに「過去の人物」感が強くなっていますので、

もうすぐ訪れるその死について、今更大々的にクローズアップすることは無さそうです。

趙高も再登場していませんが、彼も中華統一までの過程では必須の登場人物ではありませんので、

政の側近になる描写はないのかもしれません。

 

47巻では、趙の司馬尚の横姿が登場しました。

なにやらファンタジーっぽい出で立ちでしたが、そのもったいぶった登場ぶりからして、

対趙戦を盛り上げる重要人物に位置付けられているみたいです。

対趙戦、特に李牧対桓騎と李牧の最期がキングダム全編を通して最大のクライマックスになりそうです。

 

その対趙戦と双璧となるのが、対楚戦、特に項燕や昌平君との戦いですが、

加えて媧燐もいますので、これは大団円直前のクライマックスでしょうか。

 

一方で、韓、燕、斉の滅亡は、あっさりした描写になると思います。

燕に関しては、荊軻による政の暗殺未遂事件がありますが、

キングダムにおける政の為人からすると描きにくそうなので、登場しないかもしれません。

 

魏に関しては、呉鳳明や凱孟がいるので、それなりの展開がありそうですが、

対趙戦と対楚戦の間に位置することから、中だるみになってしまうのが(お節介ながら)心配です。

先の魏火龍七師も、やや無理やり感が否めませんでしたので……。

 

個人的には、李牧対桓騎が一番楽しみですが、まだもうちょっと先でしょうか。