キングダムのコミックスを45巻まで読みました。
黒羊丘の戦いが終わりましたが、やはり慶舎が討ち取られてしまったのは意外でした。
その裏返しで、桓騎の強さが改めて印象付けられたことになります。
一方で政との会見では、その態度によって李牧の自信と大物ぶりが強調されていました。
45巻で初登場した李牧の副官のうちの一人が、慶舎と同系統の風貌をしており、手強そうという印象を醸し出しています。
慶舎がこのポジションで良かったんじゃないかなとも思いますが……。
これまでの慶舎についての描写に比して、その最期が呆気なかったので、ちょっと未練が残ります。
桓騎の強さへの読者の印象をその分だけ上積みさせるという意図かもしれません。
飛信隊は直接は関わらないかもしれませんが、李牧との決戦が相当なクライマックスになりそうです。
私がキングダムを知ったのはアメトーークでしたので、相当にネタバレをしてから読み始めたことになります。
もし予備知識なしで読んだ場合、どの時点で河了貂や羌瘣が女性だと気がついただろうとか、
蕞攻防戦で山の民が登場して、
楊端和達が描かれた見開きページを開いた時の気持ちはどうだったろうとか、いろいろと興味深いです。