今日は、王座戦挑戦者決定トーナメント準決勝で藤井聡太竜王名人と羽生九段が対局中です。
このトーナメントでは、対藤井竜王名人戦で4連勝中の大橋七段の存在が注目でしたが、
大橋七段は斎藤明日斗五段に敗れ、その斎藤五段を羽生九段が破って対局が実現しました。
対する藤井竜王名人の方は、準々決勝にて村田顕弘六段を薄氷の逆転勝ちで下しての準決勝進出。
なんと言ってもまずは振り駒が注目で、
羽生九段が先手番を取ればと期待していたのですが、中継で見守っていた中、結果は歩が3枚。
藤井竜王名人の先手となりました。
角換わりで序盤が進行しています。
反対の山では、渡辺明”九段”がベスト8に勝ち残っています。
藤井竜王名人以外には分がいいイメージなので、
半年足らずで無冠から脱する可能性も十分ありそう。
今後、圧倒的な藤井時代になって、
(年齢的にも)自分がその牙城を脅かしていく存在ではなくなったと判断した場合、
渡辺九段はあっさりと「早期隠居」してしまいそうなので、
観る将としては、その前にもうひと踏ん張りを期待したいところです。