三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

B級1組順位戦の山場到来


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藤井聡太棋聖は、ストレートで防衛を決めてしまいました。

藤井王位・棋聖渡辺明名人に強く、渡辺名人は豊島竜王に強く、豊島竜王は藤井王位・棋聖に強い。

綺麗な三すくみ相性になっています。

四強のもう一角である永瀬王座は、藤井王位・棋聖と渡辺名人には分が悪く、豊島竜王と互角という感じ。

ほとんどの組み合わせでどちらかに星が偏っているのは珍しい気がします。

 

棋聖位を最短で防衛できた藤井王位・棋聖ですが、豊島竜王との王位戦第2局を迎える前に、

今週は別棋戦の重要な対局が2つあります。

 

明日は、B級1組順位戦で久保九段と対局。

ここまで2勝3敗と、数少ない「苦手」な相手です。

深浦九段もそうなのですが、ど根性で粘り強い棋風の相手は意外と「苦手」な印象。

 

そして土曜日には、竜王戦決勝トーナメント初戦(準々決勝)で山崎八段と。

こちらも過去1戦1敗で、超個性的な棋風との対決は楽しみです。

もし勝てば、準決勝は八代七段と久保九段の勝者との対局。

 

竜王戦決勝トーナメントの進行をチェックするのを忘れていましたが、

藤井王位・棋聖とは逆の山では、昨年に続いて梶浦七段が勝ち進み、再び羽生九段と激突することになっていました。

その勝者が、準決勝で永瀬王座と対局します。

 

藤井王位・棋聖が、豊島竜王への挑戦権を獲得する可能性は充分ありそうですが、

もしそうなって、かつ王位戦が9月末の第7局までもつれた場合、

10月初めから始まる竜王戦も合わせて、藤井豊島の「19番勝負」ということに……。