10月10日から、90cm水槽で暮らしてもらっているウナギ君。
僅か10日そこそこ経ったくらいから、私の姿を認めると塩ビパイプから出てきて、
水面まで上がってくるようになりました。
もちろん、食べ物であるミミズを所望しているのです。
飼育しているウナギが、食べ物をねだって寄ってくるという話はよく聞きますが、
まさかこんな早くに慣れてくれるとは驚きました。
しかもこのウナギ君、針のついたミミズに食いついてしまったばっかりに、
こうして鰻生が急転してしまったというのに、全く反省の色は見られません。
よほどミミズが好きなようです。
ウナギの食性は多岐に渡るということですが、
同一個体がいろいろ食べるという訳ではなく、かなり偏った嗜好があるようです。
うちのウナギ君は、同居しているエビには全く興味を示していません。
飼育環境に慣れずに、何ヶ月も絶食してしまう場合もあるみたいなので、
早い段階で食べてくれるものを把握できたのは幸運でした。
あとは、ミミズを安定的に確保できればよしと。
一度ミミズ狩りに出かけて、その成果を植木鉢で維持管理すれば、
今のところ2週間くらいは保ちそうな感触です。
あとは、これから寒くなるに連れて、
ウナギ君の食欲の減衰とミミズの収穫量の減少が、うまく折り合ってくれれば。
ウナギ君の見事な食べっぷり(飲み込みっぷり)を見ていると、
ミミズ狩りの意欲がいやまします。