今日は一波乱が。
日本電信電話 (9432)は、昨期の年間105円から今期は110円へ増配。
みずほリース (8425)は、昨期期末を44円から52円へ増配した上で、
今期予想は年間110円(昨期92円)と、両銘柄共に期待通りの内容です。
が、近鉄エクスプレス (9375)からは、予期せぬ優待廃止を喰らってしまいました。
クオカード2,000円を年2回という超優良銘柄として5年前から保有しており、
長期に渡って優待を実施している実績から、廃止の危険性は少ないと信頼していたのですが……。
一応、「公平な利益還元」というお決まりのお題目だけではなく、
3月の期末配当を後出しで20円から40円へ増配し、かつ今期もその水準を維持ということになってはいます。
ただ、この銘柄は”超景気敏感”なので、経済の先行きによっては遠慮なく減配するでしょう。
現在の株価は上場来の高値圏にあって、買値の2倍近くになっているので見切り売りは可能です。
まさに、売るなら今、という感じ。
最近はクオカードをよく使用しているので、年間4,000円分の消失は痛いです。
プラスで寄った後で真っ逆さま、というなかなかいい展開でしたが、最後の1時間で下げ渋り。
TOPIXのチャートは、明確に75日線を下回りました。
粘り腰の下ヒゲがまだ気になるので、明日もとどめの大幅続落を期待しましょう。