胃カメラ検査をするまでの1週間の間、自分的には潔く覚悟を決めて、
来たるべき「終活」の計画をあれこれと練っていました。
備忘録を兼ねて、その覚え書きを。
「母校の医学部への献体」
募集しているかどうかも全くわからないので、とりあえず問い合わせをしてみないといけません。
実習で使用される時期は決まっていると思うので、それまでは冷蔵保存?
色々お世話になったので、弊肉体が役に立つなら使ってもらいたいものです。
「母校へまとまった寄付」
好きなことに散財するとしても、隠居用に準備した資産の全てはとても消費しきれません。
遺さねばならない先もないので、やや気障ではありますが、
23年間もお世話になった母校に、まとまった金額を寄付しようかと。
税金の関係上、寄付のタイミングは生前と死後のどちらがいいのか、などと考えていました。
この場合、保有する株式を売却せねばなりませんが、
その点では、現在の市況は絶好のタイミングではありました。
「近所の保護猫ニャバクラへも少し寄付」
まだ行ったことはないのですが、保護猫を養って、
その里親を斡旋している近所のニャバクラに気持ちばかりの寄付をば。
「カワムツ君達を故郷へ放流」
一旦飼育環境においた以上、本来は好ましくないのでしょうが、繁殖はさせていないので。
運搬中の酸素供給を考えると自転車では厳しいので、タクシーを呼ばねばなりません。
「iPodへ動画を仕込む」
一旦は切除手術を受ける可能性が高いので、総合病院への入院について調べていたところ、
一般的に病室ではWi-Fiが整備されていないという事実に驚愕!
このスマホ中毒社会にあって、まさかWi-Fiが使えない環境とは。
そこで仕方なく、総再生時間が数日分に及ぶ動画をiPodに詰め込みました。
あとは他に、PSPと本で乗り切るつもりでした。
「在宅(緩和)治療について」
最期を病室で迎えるのは真っ平御免なので、在宅(緩和)治療のあてが必要です。
それほどしっかりとは調べられませんでしたが、どうやらやっている病院はありそう。
「身辺整理」
死後にあまり見られたくない所持品も多々あるのですが(汗)、
それらをよしなに処分しようと思うと手間がかかるので、限られた貴重な時間を割く余裕はとてもなさそう。
という訳で、これは諦めて観念することにしました。
「葬儀の手配」
自分で生前に葬儀(というか、ただの”葬”)を手配しておくつもりでした。
理由は2つあって、1つは老父に面倒をかけないため。
もう一つは、坊主の寝言や、それにまつわる一連の珍妙な宗教儀式は勘弁してほしいから。
宗教的・儀式的な要素は嫌いなので、棺桶に入れて荼毘に伏すだけで結構。
それで、塩漬けとはいえ、一応株主なのでティア (2485)に相談してみるかと思ったのですが、周囲に支店が無い!
全然駄目じゃん……。
これらを済ませた上で、
残された資産と時間を心残りのないように使わなくてはいけないので、
”終活”も楽ではなさそうです。