一昨日の悲惨な決算発表を受けて、昨日のニプロ (8086)の株価は爆死でした。
配当利回りも下がってしまいましたし、主力銘柄としての魅力に陰りが出ているような気がします。
その配当利回りに関しては、「下がった」というのは実は正確ではありません。
期初の予想で高配当を出しておいて、結局は撤回というパターンなので、低空飛行が続いているというのが本当のところです。
始めから小さい数字を出しているよりも、心象は悪いです。
お昼現在、JCU (4975)が10%近く騰がっています。
決算内容についての観測報道は数日前にあったのですが、昨日の発表を受けて、改めて買われています。
年間配当は2.5円上がって45円予想。
そして今期業績も手堅く増収増益予想でした。
ニプロで下がった分を少しは取り戻してくれています。
ニプロで減った配当に関しては、オリックス (8591)が半分くらいは埋めてくれそうです。
昨日が決算発表でしたが、ここはちょっと癖があって、今期の業績予想はなくて、配当予想も中間分のみ。
しかし、昨期の期末配当を増配してくれましたし、
例年、中間より期末の方が配当金額が大きいことから、今期も増配なのは間違いなさそうです。
今日の株価は下落していますが、これはお約束なので気にしていません。
配当の穴埋めを担い得る最後の砦は、今日決算発表のKDDI (9433)です。
できれば10円、最低でも5円の増配予想と、今期の堅実な業績予想を期待しています。
NTTドコモ (9437)の減益予想の衝撃が、まだ記憶に新しいところですが……。
現在出張で海外滞在中なのですが、AbemaTVが海外で見られないのはショックでした。
なにはともあれ、次も取れば、王手をかけた状態で第5局を迎えるという状況です。
さすがにまだ番勝負の行方を楽観できるような差ではないので油断は禁物ですが、期待は高まります。