逆行高を演じると、なんとなく本当の底打ちっぽい気がしてくるKDDI (9433)。
めちゃくちゃ力強い右肩上がりのザラ場となり、
手数料の分だけ、画面上ではまだ青字ですが、一気に買値ちょうどまで上昇しました。
まさかこんなに早く回復してくれるとは。
問題は明日以降の動きですが、急騰の今日も出来高は全然膨らまなかったので、
買ったのは機関投資家ではないのかも、という一抹の不安材料は頭をよぎりますが。
カワタ (6292)がプラス8.65%でしたが、後場寄りに一旦大きく騰げ幅を縮めた後、
再び高値圏に盛り返すという、力強い日中の動きでした。
474円という低位の買値や、動意付いた後の動きなど、
昨年に時代の寵児となったヤマシンフィルタ (6240)の再来だと、根拠のない期待をしています。
ヤマシンフィルタは、497円で200株を持っていたのですが、
動意付く前の2016年3月28日に、まず510円で100株を売ってしまい、
噴火の胎動が始まった直後の2016年10月18日に、626円で残りの100株を手放してしまいました。
そこがまさに大相場の始まりで、その後1年と少しの間に株価はなんと15倍に。
カワタは、動意付いてから5ヶ月くらいで3.5倍になっていますが、
ここからもっと上へ駆け上がっていくのか、それとも元の木阿弥になるのか。
今のところは、利益確定する気には全くなっていなくて、静かに推移を見守っています。
ポートフォリオと指数との関係性の傾向がだんだん見えてきて、
相場が大幅高の時は、たいてい指数に負けますが、
方向感に乏しい時や、全体が安い時には勝機が出てくるようです。
昨日決算発表だった安川電機は、文句無しの好決算だったみたいですが、
それ以上の期待を織り込んだ株価になっていたということで、今日は大幅安でした。
前回の決算発表も同じ轍だったものの、結局は買い戻されて、再び上昇軌道に乗ったそうです。
今回もそうなれば、まだ先高期待が大きい証ですが、
もし戻りが鈍いようならば、相場変調の兆しになるかもしれません。