昨夜のニューヨークにしても、今日の東京の大納会にしても、
来年の激動相場を覚悟させる値動きだった気がします。
特にニューヨークダウに関しては、マイナス600ドルから大陽線で切り返してプラス260ドルでは終えましたが、
今後に期待を持てる力強い上昇だったというよりは、単にボラティリティの高い不安定さが際立った印象です。
同様に、今日の東京も、最後は無理やり日経平均が2万円に乗りましたが、上へ下へと不安定さが目立っていました。
蔵王産業 (9986)などはほぼ買値に戻ってしまい、
キヤノン (7751)も、昨日比でマイ転こそしたものの含み益をキープしましたが、
どちらもまだまだ買いチャンスが再来する可能性が高いとみます。
来年は、2020年3月期の業績予想に怯えつつ、
慎重にナンピンのタイミングを図って高配当銘柄を買い足していく精神の消耗戦になりそうです。
今日はDCMホールディングス (3050)が大幅高でしたが、昨日決算発表だったのをすっかりチェックし忘れていました。
前回の第2四半期は減収減益でしたが、今回の第3四半期では増収増益に盛り返しています。
更に気持ちばかりではありますが、自社株買いを発表したことも、株価には効いたのかもしれません。
年明けは同じ2月決算の外食銘柄で決算発表が続きます。
吉野家ホールディングス (9861)や明光ネットワークジャパン (4668)あたりは、
全く希望が持てない「業績どん底期」の真っ只中なので、
「既に膿は出尽くしていて、株価にこれ以上の反応はない」という展開を祈ります。