三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

ニプロ、場中の第2四半期決算発表で垂直落下!


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お待ちかね、ニプロ (8086)の第2四半期決算発表がありました。

1ヶ月くらい前に、子会社が連結することによる通期予想の上方修正と、

37.5円から38.5円へ1円だけの増配予想発表がありましたが、今回は何もありませんでした。

通期予想に対する進捗率が43.6%というのが、かなり不安ではあります。

なんといっても昨期、第3四半期の時点で進捗率が100%を超えていて(しかも上方修正はせず)、

左団扇で本決算を迎えたら、なんと第4四半期は赤字だったという強烈なトラウマがあります。

まあ、うすうす覚悟はしていましたが、株価は14時の決算発表直後に6%近いナイヤガラ……。

 

と嘆いていたら、日経平均はもっとすごいナイヤガラ!

システム取引から利益確定売りが出たという記事が日経新聞にありましたが、大引けにかけての切り返しは蛇足。

どうせならもっと下値で引けてくれても良かったのに。

 

最初に飛び立った1羽の羽音に驚いて、周りの鳩が一斉に飛び立つ光景を公園でよく見かけますが、

バブル崩壊の瞬間は、まさにそんな感じなんだと思います。

外国人が恐ろしい勢いで買い続けているから、その流れに出遅れまじと皆が飛び乗っていくという構図は、

経済的な理屈うんぬんはわかりませんが、紛れもなく、最後に買った者負けのバブルとしか思えません。

 

近鉄エクスプレス (9375)の決算発表には良いイメージが全く無く、

適時開示速報に「通期業績予想の修正」という文字を見た時には、悪材料としか想像できませんでした。

ところが蓋を開けてみると、通期の純利益予想を10%も上方修正!

巷では3社に1社が上方修正などと報道されていますが、

保有銘柄の上方修正は、キヤノン (7751)、JCU (4975)に次いで、やっと3つ目だと思います。

このあたりにも、指数にボロ負けしている原因が見え隠れ……。

 

JCUは、全体の下げに引きずられて一旦マイテンする場面もありましたが、

すかさず元の高値まで戻ってプラス1.65%で引けました。

これはかなり力強い気がします。

株式分割しても大丈夫では?