最近急に激流となったガソリン自動車から電気自動車への流れが、
元々軟調だったプラチナ価格への更なる重しとなっているそうです。
田中貴金属のホームページによると、プラチナ需要のうち、ガソリン自動車触媒が40%を占めています。
宝飾品は32%で、私が持っているような小口投資が6%。
元々、金と比較すると何十分の1という小さい市場であるが故に、値動きが比較的不安定だと言われていますが、
40%もの需要が無くなった場合に、その価格がどうなるかは想像が難しいです。
一応、電気自動車へのシフトが完了する前に売却することになる筈ですが、
そのタイミングを図る上でも、自動車業界の動向はチェックしておく必要がありそうです。
300万円を投じてプラチナ1kgを買ったのが2009年1月でしたが、当時はまだ株式投資には手を出していませんでした。
当時の日経平均を見ると、なんとリーマンショック後のまさに真底で7,000円!
プラチナじゃなくて、空前の大バーゲン中だった日本株を購入していればなあと妄想してしまいます。
日本株を購入し始めるのは、そこから5年後、アベノミクス初動が終わった踊り場あたりでした。
アベノミクスの第二波になんとか乗れたのは良かったのですが、
返す返すも、2009年1月にもうちょっと視野を広く持てていればと思わずにはいられません。