NHKの将棋フォーカスにて、4月から船江六段による終盤の講座が始まりました。
なかなか分かりやすく、初級者にはいかにもためになりそうな内容なので、
これからも真剣に聴講することにしました。
やはり、レベルが高くない将棋の場合は、勝敗に関して「終盤の攻め」が担う割合が非常に大きいです。
受けが強いという棋風には、本格派感と安定感が感じられて憧れがあるのですが、
いざ自分が指してみると、攻められて受ける筋を読むのを楽しいと感じることができず、
受けるのはまあいいかとなおざりにして、生意気にも斬り合いに持ち込むことがほとんどです。
ヘボ将棋はやっぱり攻めてナンボでしょう。
将棋講座の講師は、向き不向きが如実に出てしまうと思います。
御本人が解説するのを好きかどうか、という点でも左右されるのかもしれません。
船江六段の解説は聴きやすく、講師に向いている気がしました。
話し方も落ち着いていて、余裕が感じられるので、
聞く方も余分な気を使わないで内容に集中できます。