KDDI (9433)の下落が、まだ止まりません。
きれいに同じようなペースの陰線が4つ並びましたが、今日、ついに年初来安値を更新しました。
なんと、年初来「高」値をつけたのは12月1日。
その後、12月12日にもほぼ同じくらいの高値をつけたのですが、そこから僅か6日後に年初来安値!
ただ、その間の下落幅は13%ちょっとなので、もともと株価の上下動が小さかったという要因もあります。
実際、狂乱相場だった10月も騰がりはしたものの、直後の11月には調整して一旦元に戻っていました。
また、昨年11月からのトランプ相場に至っては、全く無反応の平坦チャートです。
これでこそディフェンシブ銘柄というべきなのかもしれません。
明日以降も粛々と買い込む準備は万端で、20円間隔で100株ずつ注文を出してあります。
とりあえず、優待がグレードアップする合計1,000株まではこの機械的なペースで。
東京マーケットワイドでも鈴木一之さんが、KDDIだけ売られる理由はわからないとおっしゃっていたので、
理由なき暴落=絶好のバーゲンセール
という逆張り派の精神に則り、買付余力をはたいてでも全力買いで挑みます。
改めて見てみても、いくらなんでもこのチャートはやりすぎでしょう。
ひどい不祥事を起こしたとしか思えない形状ですが、かの談合4兄弟でさえ、こんなには下げていません。
この地合にあってバーゲンセールはありがたい限りなので、何に対してかわかりませんが、感謝したいと思います。
日経新聞の「日本株買い始めた日本人」という記事を読みました。
若い世代が最近になって株式投資を始めているという(観測?)内容ですが、
言わずもがなながら、新規参入するには最悪に近いタイミングだと思います。
株高で世間が賑わっている時、その果実を味わっているのはもっと前から株を買っていた人であって、
そこから新規参入して、順張りで利益を出すのはなかなか難しいでしょう。
もっとも、新規参入者は、NISAや投資信託を絡めて長期保有するつもりで買っているのかもしれませんが、
それこそ、高値掴みが不可避です。
これらを現在の株価で購入して長期保有しようというのは、狂気の沙汰としか言いようがない気がします。