三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

試験監督業


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大学入試の試験監督には、大学の教員が駆り出される訳ですが、

はっきり言ってそのモチベーションは皆無だと思います。

 

近からず大学の運営に関わらんでもない、ということで使命感のある教員もいるのかもしれませんが、

そんなのにはお構いなく任命されるので、「とにかくトラブルなく終わってくれ」という一念のみで従事しています。

 

従って、仮に不正行為が疑われる場面に遭遇した場合でも、

進んで摘発しようとする人はほとんど居ないと想像します。

摘発しておいて勘違いだったらひどいですし、

実際に不正行為であったとしても、発見者としてその後の面倒な手続きに巻き込まれるのは必定です。

 

そもそも、この業務に対して支給される賃金からして、

雇う側がそこまで重大な職務だと認識している感じではありません。

受験料増額によって待遇を上げるなどして監督側の士気を上げなければ、本気の摘発はできないと思います。

 

話は変わりますが、今回のような不正行為をしている受験生がいたからといって、

他の受験生は不服を感じるのでしょうかね。

不正行為で小点を稼ごうなどという受験生の「実力」などたかがしれています。

真面目に高校生活を送ってきていれば、

その不正行為で変動する点数の影響など及ばないレベルで勝負できる筈でしょう。