今日、キヤノン (7751)が期末配当の増配を発表しました。
45円から10円上積みして55円となり、年間では100円です。
私が保有し始めた際は年間160円配当だったので、全回復にはまだまだ道半ばという感じ。
買値での配当利回りは3.46%なので、とても高配当と呼べる水準ではありません。
潤沢な利益剰余金を見込んで、一時的な業績悪化には呼応せずに160円配当を堅持するとみていたのですが、
ものの見事に裏切られ、一気に80円へと半減したのが昨年のこと。
下げる時は遠慮なく一気にいったくせに、上げる時はチョビチョビなのが納得いかないところではあります。
また、今回の増配の根拠となった業績回復傾向についても、
その持続性には大いに疑問符がつくので、来期配当の算盤をはじくのは時期尚早かもしれません。