2009年1月に購入し、ずっと自宅で保管してきたプラチナの地金1kg分。
当時はまだ株式投資を始めていなかったのですが、
今となっては、配当がつかないものに何百万円も拘束されているのは我慢ができません。
また、ガソリン自動車から電気自動車へのシフトという話題のせいか、
ここ数年の価格は極めて軟調で、金の価格にもボロ負けしている上に、
ついに含み損転落という最悪のシナリオが現実味を帯びてくる絶望的な展開になっていました。
という訳で、9年半の長きに渡って保有してきたプラチナ1kgを先日ついに売却してきました。
支払いは振込みのみだと思っていたのですが、聞いてみると、
振込みだと手数料がかかり、その一方で現金払いは可能だということだったので、
319万円の札束(厚さ3cm強)を受け取ることに。
買った際にも現金で支払いましたが、その時と同じように分厚い札束を所持し、
しかし買った時とは逆向きに道を辿って銀行まで行き、ATMで2回の操作に分けて入金してきました。
購入時は300万円弱だったので、300万円を9年半投資して、利益が20万円くらいということに。
単利でざっと計算すると、年利がたったの0.6%ですか。
プラチナを買った2009年とは言わないまでも、
その後のどこかで、この資金を投じて株式を買っていればと妄想せずにはいられません。
気を取り直して、この資金は、来たるべき(早く来てほしい)バーゲンセールの時の買い込み資金として、
現金で待機させておくことにします。