今週の日経平均は、TOPIXよりも、私のポートフォリオよりも、随分快調でした。
ポートフォリオの30銘柄には日経平均構成銘柄が8個も含まれており、
それらに投じている資金は全体の60%近くを占めているのですが、騰がる時には全くついていけません。
大暴落が来て欲しいという一念にすがって久しいですが、思いは届かず、虚しくも堅調な含み益相場が続きます。
日経平均もそうですが、特にTOPIXは、今日の終値の水準で頭を打って反転すれば、
きれいに上値を切り下げるトレンドが継続します。
一方で日経平均は、今日で75日線と200日線を完全に上抜けてしまったので、
こちらは、いかにも23,000円への3回目の挑戦を企てそうに見えます。
やや長期のチャートを見てびっくりしたのですが、1年前は日経平均はまだ2万円を完全に超えきってはいませんでした。
もう随分2万円超の世界で過ごしている気がしますので、意外でした。
昨日大暴落を演じた明光ネットワークジャパン (4668)。
寄り付き直後はマイナスで含み損に沈む瞬間もありましたが、その後は盛り返して、最終的にはプラス1.21%で終えました。
ただ、今日の盛り返しは地合に引っ張られただけという気がしますので、
来週から改めて……という可能性もかなりありそうです。
「優待と配当(連続増配)さえあれば、株価なんか関係なく保有し続ける」という楽天的意見もちらほらありますが、
そもそも、その前提条件の存続が風前の灯のような気がしてなりません。
下がり続けているプラチナについても、そろそろ潮時かなという焦燥感が募ってきています。
地金を買ってから9年。
その間の配当が無いのはまだしも、最終的に損失を出して売却するというのでは悲しすぎるので、
僅かなりとも含み益の残っているうちに、という方向へ傾き始めています。