三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

総楽観に向かっているか


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チャートが75日線に向かって落ちてきていたリコーリース (8566)。

2月9日だけ割り込みましたが、翌日からは踏みとどまり、

緩やかに上昇する75日線に沿うように、そのわずか上を推移しています。

今日はかなりの下げ相場の中、ささやかながら逆行高していましたし、

一応は、下落トレンドへの転換を逃れて粘っているような形になっています。

来月には優待の権利落ちも控えていますので、それまでにできるだけ含み益の貯金を積んでおきたいところです。

 

昨日、オリックス (8591)が空港運営や太陽光発電などのインフラ事業に力を入れていることを紹介する記事がありました。

それによると、マイナス金利であるうちは良いものの、

今後金利が上がっていった場合には、インフラ事業がリスクとなってしまうとのこと。

リーマン・ショック時の教訓を踏まえた上で、事業の体制を当時よりも改善すべく手を打っていると思いますので、

その方針を信頼して株主を続けていこうと思います。

現在は400株を持っていますが、もし水面下に沈むようなら買い向かいます。

 

今後の相場の展開について、楽観的なムードがだんだん強くなってきている気がします。

その通りになったとすると、日経平均の下値については18,000円半ばという見通しが主ですが、

そうやすやすと大勢の予想通りにいく訳がないだろうという猜疑心がまだあります。

トランプ大統領当選後の展開もしかりでしたので。

 

現状では、保有株の含み益がプラス10%という信じられない水準にあります。

原油ETFの含み損180万円があってのこの数字なので、ちょっと非現実的に思えて仕方ありません。

ここから更に上、日経平均21,000円などというところまで本当に行くのでしょうか。

「総悲観は買い、総楽観は売り」という格言を忘れずに、

いつ訪れるのかわかりませんが、転換点に至る際の雰囲気の推移を注視していきたいです。

 

本当は、買付余力を充分確保した上での高みの見物といきたいところだったのですが、実際にはあまり残せていません。

ただ、買っているのは騰がっていて高い銘柄ではなく、

上昇相場の中にあっても下がっていて割安なものを慎重に選んでいるつもりなので、

いざ下がった時の出動としては、新規買いではなくてナンピン買いになりそうです。