三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

魅惑のお米優待


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私が株式投資を始めた最初の動機は、株主優待、特にお米の現物でした。

無類の白飯好きなので、普段食べるお米を株主優待で賄えたらいいなと思ったのがきっかけです。

当時は、配当利回りはほとんど気にしていませんでした。

 

だいたい1年で60kgくらいのお米を食べていますが、現在のポートフォリオで確保できているのは、

積水ハウス (1928)とサカイ引越センター (9039)の5kgずつで、計10kgだけです。

少し前まではライドオン・エクスプレス (6082)の5kgも計上していましたが、

1回ももらうことがないまま、あえなく霧散してしまいました。

 

大暴落してお買い得になったら、という条件付きで、

日東エフシー (4033)や岡谷鋼機 (7485)を狙ってはいますが、

60kg全てを優待で賄うという目標は、ちょっと現実味が無いです。

2kgを頂けるという銘柄は多いのですが、ちょっと少なすぎてもらった気がしません。

そういうのをコツコツ集めるというのが唯一の道なのかもしれませんが……。

 

しかしそもそもなのですが、例えばお米5kgといえば2,000円くらいで購入できますので、

配当利回り1.7%の銘柄を15万円で買えば、税引後の配当金2,000円でお米5kgを買うことができます。

もし配当利回りが3%であれば、優待お米5kg+配当1.3%という銘柄ともみなせます。

配当利回り3%くらいの銘柄ならば、探せば見つけることができますので、

そもそもお米現物の優待にこだわる必要はないことになります。

それでも株主優待がこれだけもてはやされているのですから、

現物で品物を頂くことで得られる満足感に対する、極めて大きいバイアスを実感します。

 

ただし私の場合、配当は全て証券口座に入ってきて再投資に回していますので、

「配当とは別に直接手元に届き、コンビニで好きなデザートを買える」という意味で、

優待のクオカードに対する意義づけは一応あります。

また、クオカード優待銘柄にしても、配当利回りがある程度ないと購入しませんので、

あくまで配当が目的で、おまけとしてクオカード(コンビニのデザート)を頂いている、という建前です。