適時開示速報にモリト (9837)のリリースが5つも並んでいるなと思ったら……、
東証1部昇格を機に優待を廃止するという発表が含まれていました。
株価の割にクオカード利回りは高かったですし、これまでに3回頂くことができました。
また、最後の優待として先の11月に権利確定したクオカードは頂けますし、
代わりの株主還元として増配をしてくれます。
先の11月の期末配当で1円、来期の中間と期末で3円ずつ、
そして同じく来季の中間と期末それぞれで更に記念配当を3円ずつということです。
合計で13円分の増配となりますので、廃止されたクオカードの分をある程度補っています。
鬼畜な場合だと、すでに権利を確定している11月の優待に遡って廃止という可能性もありましたので、
比較的、優待目当ての株主に対しても誠意のある対応だったのではないかと思います。
今日の終値で含み益が5.67%ですが、来週月曜日には軽くぶち抜いて水中に沈むでしょう。
ただ、今回の増配で(記念配の分を除いても)利回りは2.5%とまずまずの水準になりましたし、
これから更に成長して株主還元をしてくれそうな雰囲気はあります。
業種も嫌いな分野ではありません。
機関投資家に買われて、株価は意外とすぐに盛り返すのではないかという淡い期待も……。
ということで、ポートフォリオの片隅に鎮座させておいても良いかなという気もしています。
もし月曜日に水面に沈まなかったら、気が変わって売ってしまうかもしれませんが、
とりあえずは、塩漬けの覚悟はしておこうと思います。