SBI証券のログインサイトにて、手持ち銘柄の四季報を早速確認です。
主力のニプロ (8086)に「増配幅縮小」との文字が。
先の3月の権利確定後に、得られるのが確定した配当を予定よりも減配して、
その代わりに、来期(つまり現在の期)を増配予定にするという、なにかごまかされているような措置をされました。
後出しの減配に加え、その悪印象を薄めるために未定の風呂敷を広げた感じで印象が悪かったのですが、
今回、その広げた風呂敷である増配幅が縮小ということになれば、単に前期の減配だけが残ったことになります。
何とかお茶を濁そうという意図を感じてしまって、ストレートに減配するよりも印象が悪いです。
積水ハウス (1928)の次に気に入っている銘柄なのですが、ちょっと冷水を浴びせられた感じ。
同じ医療品系ではテルモ (4543)も好きなのですが、あまりにも配当利回りが低すぎて手を出せません。
今後、大き目の「何とかショック」が起こって市場が大荒れになることがあれば、
安く手に入れたいリストの上位には入っています。
ニプロにしてもテルモにしても、作っている製品は好不況関係なく消費されますし、
しかも高齢化に伴って需要は更に多くなっていくと見込まれます。
両社とも注射器を製造していますが、
職場の健康診断の採血ではいつもニプロの注射針が採用されており、株主としてささやかに喜んでいます。
しかし、今回の件はちょっと心証を害してしまいました。
優待もありますし、今後株価がどう動こうとも売る気はゼロだったのですが、3%くらいにアップです。
わずか3%という変動幅とはいえ、ゼロから3%への増加は私の中では大きな変化です。