今日は寄り付き前の気配値がいかにも弱々しく、
デクセリアルズ (4980)もずるっと落ちてしまいそうな感じだったので、
約定はしないだろうなと思いつつ、買値よりちょっと高めでの指値注文を入れてみたところ、
寄り付き直後に少し跳ねた際にひっかかってしまいました。
その後は結局マイ転してしまい、結局今日の高値圏では売れたことになったのですが、
長期的に見ると早売りしてしまったということになりそうな感じです。
まあ、いつ急落が来ないとも限りませんし、66万円の買付余力が戻ってきたことで良しとします。
今年の3月に、同じような状況でやれやれ売りをしてしまったイーブックイニシアティブジャパン (3658)などは、
売ったところがド天井で、現在はそこから40%近く下落して元の木阿弥になってしまっています。
結局のところ、この先の展開如何で去来する感想は、全て結果論に過ぎないということで。
とにもかくにも、これで残りの塩漬け銘柄は3つとなりました。
その一角である日産車体 (7222)が昨日、
発行済株式総数の8.43%にも及ぶ、大規模な自社株買いを発表。
これだけの規模はなかなか無いと思いますので、今日の株価には大いに期待しました。
実際、プラス12.67%となったのですが、悲しい哉、
元の含み損の規模が莫大だったので、水面はまだまだ見えてきません。
元々上昇気味のチャートではあったので、ここから本格的に水面を目指してくれれば御の字です。
昨日の決算発表を受けて、どうせ大幅安だろうと覚悟していたオリックス (8591)は、
今回はプラス3.37%と好意的な反応でした。
ポートフォリオ全体の含み益がプラス19.68%となり、時価総額も最高を更新しました。
原油ETFの巨大な含み損を抱えていながらのこの数字には、ちょっと違和感があります。
それだけ個別株の状況が良いということですが、
VIX指数にも表れているように、投資家心理は緩みきっている気がします。
業績が好調なのは間違いなく、これが堅調な株価の支えになっているのだと思いますが、
ひとたび暴落が来れば、好業績など関係なく叩き売られますから、
これからどこかのタイミングで訪れて、暴落をもたらすであろうマイナス材料をはねのける力にはならないと思います。
この夏を無事に通過してしまうと、夢のような相場環境が1年間近くも持続したことになります。
上級者の条件の一つは、バーゲンセールをものにできるよう、暴落局面で買付余力を温存できていること。
現在の買付余力は9%弱ですが、個別銘柄はほとんど整理が済んでしまって、あとは原油ETFから取り戻すほかありません。
原油ETFが買値に戻る(!)のと、次の大暴落と、どちらが先に来るのかという問題ですが、
そもそも前者は未来永劫訪れない可能性もあるような気がします……。
損切りは不本意ですが、やはり、思い切った決断は必要なようです。
税金を還付してもらうためにも、今年の売却益と相殺できるだけの損切りはしなければなりません。
今年中に利益確定を予定しているすかいらーく (3197)の売却益もあてにしているのですが、
今のところ、株価が全く冴えないのは悩みの種です。