昨日に引き続き、原油ETFの残り250株の損切りを決行しました。
尊い(!)犠牲となった相殺相手は、やはりチャーム・ケア・コーポレーション (6062)で、改めて500株中200株を売却。
加えてカワタ (6292)を全100株売却し、完全に相殺することができました。
チャーム・ケア・コーポレーションをもう100株積み増して、カワタを温存する選択肢もあったのですが、
両者を天秤にかけた結果、チャーム・ケア・コーポレーションを残す方を選びました。
カワタは景気敏感銘柄だと思いますので、この先も長期的に保有を続けた場合、
どこかで大幅な株価下落に見舞われる可能性が高いです。
一方でチャーム・ケア・コーポレーションは、景気とはほとんど関係のない業種です。
他にも、カワタには優待クオカードがあったり、更には両者のここからの値上がりポテンシャル比較など、
考慮すべき項目はたくさんあったのですが、悩んだ挙句に決断しました。
思い返すに原油ETFは、株式投資を初めて2年目に訪れた原油価格暴落局面で、
「下手なナンピン、素寒貧」を見事に体現してしまって以来のつきあいでした。
巨額な絶望的塩漬け銘柄となって久しく、強烈な勉強材料になった訳ですが、
そこから3年が経った今年、WTI価格が当時の水準に戻るという奇跡的な展開に遭遇します。
かくして、禁断の損切りを挙行せざるを得なくなってしまった訳です。
相殺相手としては、相応の優良銘柄を手放してしまったのですが、その主力となったのは、
サカイ引越センター (9039)、カワタ、チャーム・ケア・コーポレーションの3つでした。
どれも望外の上昇をしてくれた銘柄たちで、ポートフォリオに残しておけなかったのは残念ですが、
高い高い授業料の原資となってくれたことに感謝したいと思います。
チャーム・ケア・コーポレーションだけは、ささやかながら300株を残すことができたので、これは大事に保有していきたいです。