このところ、精力的にネットでのIRセミナーを視聴していますが、
先日、アンケート提出者からの抽選で、クオカード500円が2枚送られてきました。
同じ主催者から、それぞれ別日のセミナーについて1枚ずつということで、
「そっちの分で当選したから、こっちは外れ」といったさじ加減は無いようです。
それにしても、投資に有益となるかもしれない情報を提供してもらった上で、
更に「餌」を撒いてこられる意味がよくわかりません。
もらえる分にはありがたいのですが、IRセミナー参加者に「追い餌」を播く意図は何でしょうか。
「追い餌」のスポンサーは、主催者側と、IRセミナーに参加している企業の両方があるようです。
主催者が証券会社の場合、そのセミナーを試聴したことがきっかけで株式を買ってくれれば、
手数料を稼げるというメリットはありそうです(その証券会社に口座を持っていなくても、セミナーには参加できるのですが)。
企業の方には、IR活動によって投資家にアピールするという建前があるのはわかりますが、
微々たりと言えども、費用をかける価値がある活動であるとは思えないのが正直なところです。
あと気になったのは、こういったIRセミナーを開催する際、
主催者と、招かれる企業との間で、どちらの方向へお金が動いているのかという点です。
主催者がお金を払って企業を招いているのか、
あるいは、企業がお金を払って、セミナーの機会を設けてもらっているのか。
持ちつ持たれつということで、お金のやり取りは無いのかもしれませんが。