今日は結構下がりましたが、日経平均24,000円で跳ね返されたというよりは、
上昇過程でのちょっとした踊り場?
個人投資家は利益確定の売りに走っているそうなのですが、それを吸収し切るまでの停滞?
その後は、改めての外国人投資家の買いによって、怒涛の如く25,000円へ……となるのでしょうか。
ダブルインバースの数字を想像すると、背筋が冷たくなります。
ところで、一部の大型株が、完全にこの上昇気流の蚊帳の外になっています。
個人的は結構好きで、3年前に6,000円台で売買したことがある東京エレクトロン (8035)。
なんとも形容し難い、指数の鏡像みたいな真っ逆さまチャートです。
指数が軟調だった今日もしっかり下がっていますので、どうしようもない状態です。
筋金入りの景気敏感銘柄であり、配当金目当てで安定感を重視する投資には全く向かないのは百も承知ですが、
もし巨大なショックが来て、株価が現在の3分の1とかになる場面があれば、
長期的な一攫千金を夢見て買い込む最有力候補銘柄の一つです。
ウチヤマホールディングス (6059)は、今日は指数にお付き合いして大きく下がりました。
下向きの75日線に頭を抑えられるかどうか、瀬戸際の攻防がしばらく続きそうです。
抑えられてしまった場合には、まだ下向きトレンドが継続しそうですので、
一部は一旦利益確定するのもありかななどと迷いも首をもたげてきましたが、
たぶん売らない方がいいんだろうなとは思います。
ニプロ (8086)が何故か逆行高でしたが、調べてみると、10年債を発行するというニュースが。
これはつまり、有利子負債が増えて財務健全性は更に悪化するということでしょうが、
あくまで、この投資による研究開発の効果をプラスに捉えて株価が上がったのでしょうか。
SBI証券の財務健全性スコアは、ずっと10段階で最低の1ですし、
お気に入りの中では、「万一で最悪のシナリオ」に一番近い銘柄です。
利益剰余金の5.9倍もの有利子負債があり、
「利益剰余金+営業キャッシュフロー」と比べても、有利子負債の額は4倍です。
現在の有利子負債が5,097億円なのに対して、今回発行する10年債は100億円。
これを微々たるものと考えて良いものなのか……。