覚悟はできていましたが、デクセリアルズ (4980)はマイナス13.10%となり、値下がり率は堂々の1位。
業績もV回復基調ではあると思うのですが、
それでも以前からの見込みよりは下回っているようで、なかなかの下落となりました。
持ち株が暴落した際には、その傷口を少しでも癒すため、あるいは痛みを紛らわせるために、
何らかの行動をせずにはおれなくなり、ナンピンに走ってしまうという傾向がわかってきました。
高価でありながら、完治する可能性がほぼゼロである抗がん剤を飲まないでははいられない末期がん患者みたいなものです。
もともとお気に入りとしてポートフォリオに加えた訳ではありませんし、
ナンピンしても配当利回り4%には届かなさそうですので、ここは自重して静観しておくことにしました。
今日の決算発表ですが、まずお昼にJPX (8697)。
てっきり来期の業績見通しが悪くて、大幅減配だろうと言い聞かせていたのですが、
予想は昨期とほぼ同じ数字となり、配当は47円から48円に増配予想となりました。
デクセリアルズの減配分を埋めるべく、ささやかなプラスです。
株価の方は昼の業績発表も関係なく、寄りから引けまで一直線という強烈な大陰線でした。
そして14時に日本管財 (9728)。
安定した事業が魅力ですが、昨期業績と今期予想は共に手堅い数字でした。
何となく業績の数字の雰囲気がリコーリース (8566)に似ています。
そして配当ですが、昨期の期末配当を2円増配、更に今期の年間配当予想が4円アップの42円となりました。
すばらしい内容です。
100株しか持っていないのが悔しくなりますが、
もし買い増すチャンス(もちろんナンピン)が巡ってきたら、絶対ものにするつもりです。
お気に入り銘柄11番目の最右翼。
14時20分にはサカイ引越センター (9039)。
今期も、昨期と同程度の着実な増収増益予想です。
先日、昨期期末配当の増配を発表していましたが、
今期の配当予想は、その増配分をキープした40円ということです。
配当性向が17.9%なので、もう少し「勉強して」欲しい気はします。
そして15時に、お待ちかねのリコーリース。
昨期の業績は、第3四半期時の見通しを若干上回って着地。
今期予想は、売上高は微増、それ以降の利益は微減というものです。
予想は厳しめに出していて、終わってみれば昨期と同じように堅調な増収増益になるのではと期待しています。
そして配当の予想。
来期は10円増えて、年間70円配となっています。
最低65円、できれば70円と考えていましたので、満額回答となりました。
1株利益予想が361.99円で、配当性向は19.3%なので、
まだまだ増配を継続する体力はありそうです。
70円になると、買値での配当利回りが2.42%になり、ようやく見られる数字になってきました。
3%、4%に達する時を楽しみに、末長く応援していきます。