前場は思わずひいてしまう程の勢いでしたが、見事な尻つぼみになってしまいました。
たいそう立派な上ヒゲをつけています。
午前の上がり具合はクライマックスにも見えましたので、何か利益確定しておかねばと思い、
エスクリ (2196)の全100株を13%プラスの646円で、
三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306)の200株中100株を34%プラスの692.2円で売却しました。
合わせて2万円弱の貴重な売却益です。
エスクリは優待改悪が縁の切れ目だったので、含み益のあるうちにということで。
これからもっと高騰するチャートなのかもしれませんが、一瞬で元の木阿弥になる可能性もありそうですし、
何よりあまり愛着が湧かない銘柄でしたので、早売りも覚悟の上でお別れとしました。
配当利回りもまずまずなので200株をキープしておいても良かったのですが、
上記の通り、今日の午前の勢いがクライマックスに見えてしまったので、
とりあえず利益確定ということにしました。
今日の主役である原油ですが、あまり乱高下せずに、当面は今日の終値くらいで安定して欲しいです。
よく言われていますが、OPECが減産しても、じきにその分を米シェールが埋めてしまって、
長期的な原油高の流れにはならなさそうです。
原油ETFの巨大な含み損解消は、超長期戦を覚悟していますので、
まずは今の価格で足場を固めてもらいたいものです。
2015年6月24日。
含み益や売却益、配当など、株式投資を始めてからの全てを合わせた損益が最高値となり、
もしかしたら、もう二度と合計損益がマイナスになることはないのかも、
などと甘いことを考えていました。
その直後のチャイナショック、そして今年1-2月の大暴落を経て、
絶対値をとると2015年6月24日のプラス数字を遥かに上回るレベルのマイナスに沈みました。
その大底だったのが今年の7月8日です。
そこから5ヶ月で、まさか2015年6月24日の水準まで盛り返してくるとは……。
しかし今現在の心境はというと、「二度とマイナス転落はないかも」などとは夢にも思いません。
「砂上の楼閣」感が非常に強いです。
現時点では一敗地にまみれているダブルインバースですが、今後下落していった場合、
砂上の楼閣に鎮座している個別株の合計損益がマイナスに転落する直前で、
ダブルインバースが含み益になる見込みです。
目先の含み損にびびらず、もっとナンピンしてヘッジの水準を切り上げていくつもりです。