「平和ボケ」ていられるのは幸せです。
現在のほとんどの日本人にとって、戦争や紛争は100%対岸の火事ですし、
その悲惨さなど想像すべくもなく、それが我が身に降りかかる可能性なんて微塵も考えていません。
もちろん、かくいう私も所詮、同じ穴のムジナだと自覚しています。
サバイバルゲームとやらに興じている人がいるらしいですが、
仮に銃で家族を奪われた経験があったとしたら、モデルガンを見てかっこいいと思ったり、
それで撃ち合うのをゲームにして興じるなんてことはできっこありません。
私は、サバイバルゲームには嫌悪感を持っていますが、
学生時代には三国志のゲームに興じて、捕虜にした武将の首を切ったりしていましたので、
サバイバルゲーム愛好者と本質的には大差無いと言うべきかもしれません。
大なり小なりボケてしまうのは不可抗力だとして、
自分がボケていること、そしてその状態は好ましくないということを自覚し、
少しでもボケない方向へ自分を律することができるよう、努力をする人間ではありたいと思っています。