先週の金曜日、日本コンセプト (9386)が東証一部への昇格(7月31日付)を発表しました。
ここは年2回の優待がありますが、その内容はさほど魅力的なものではないので、
東証一部昇格によって大きく上昇したところで利益確定するつもりでいました。
しかし発表を受けた今日の株価は、騰がりはしたものの、全然期待外れです。
直近の高値にも遠く及びませんし、先日の権利落ちの分を埋めるにも至っていません。
昇格と同時に発表された、社長と副社長からの株式売出しの影響は、どの程度あったのでしょうか。
買値での配当利回りは3.56%とまずまずなので、しばらく保留にして様子を見ることにします。
多額の罰金を払わされそうな悪材料で、先週金曜日にガツンと下げたキヤノン (7751)。
今日も前場段階では商いを伴っていましたので、
普通に考えると大きく続落かと思いきや、実際には反発でした。
それでも金曜日に下がった分の半分戻しくらいですが、こんなに間髪入れずに買いが入るのは意外でした。
後場は少し伸び悩みましたが、とりあえず下げ止まってくれれば一安心です。
吉野家ホールディングス (9861)は、先週金曜日の好決算発表を受け大幅増でした。
「他のライバル企業と比べて牛丼への依存度が高く、他メニューでの強みがないので苦戦は必至」
みたいな記事が出ていたこともあって、直近の業績は良くないという印象だったのですが、
第1四半期は快調な滑り出しだったようです。
それにしても、いくら好決算とは言え、それを材料に今日こんなにも買ったのは一体誰なんでしょうか。
個人投資家が、好業績という餌に対してこんな高値圏で食いつくとは思えませんが、