いつもお世話になっている図書館の蔵書に、横山光輝さんの歴史漫画があると知りました。
「三国志」と「史記」、そして「チンギスハーン」が借りられます。
キングダムの影響もあって、もう一度史記を読みたいと思っていたので、これは助かりました。
先日売ってしまったイーブックイニシアティブジャパンの優待でもらえる電子図書券を使って、
去年は史記を買ったのですが、おかげで今年もらえる最後の優待はアウターゾーンに使えます。
「チンギスハーン」は読んだことがありませんでしたし、
内容もほとんど馴染みがなかったのですが、なかなかの面白さでした。
モンゴルの文化や風土には、文字がなくて口伝だという点を始めとして、独特のミステリアスさを感じます。
一方、人名に全く馴染みがないので、ただのカタカナの羅列に見えてしまって覚えるのが大変です。
「チンギスハーン」は、二代目以降のストーリーは描かれていないのですが、
ウィキペディアを読んでみると、モンゴル帝国の歴史はかなり面白そうです。
それにしてもインターネットの便利さには、あらためて感謝したいです。
学生時代だったら、歴史上の人物の情報を気軽に調べることはできませんでした。
分厚い百科事典を引くくらいでしょうか。
同じ横山光輝さんの「殷周伝説」も読んでみたかったのですが、残念ながらこれは蔵書にありませんでした。
キングダムのような派手な構図や演出はありませんが、
丁寧な描写で淡々と歴史の各ページを綴る横山作品からは、少年時代に非常に大きな影響を受けましたし、
大人になってから読んでも、あらためてその魅力を再認識しました。
「チンギスハーン」は自分で購入しようかなと考えています。