あっという間に冬になり、あと1回行こうと思っていたガサガサの機会を逃してしまいました。
猛暑だと、こちらもしんどい上に、帰路での魚たちへの負担が心配。
寒いと、そもそもこちらが水に入るのが億劫になりますし、
活性が下がってじっと隠れている魚たちを叩き出して、棲家を荒らすのは気が引けます。
四季から二季へと変わりつつある今、ガサガサ向きの期間はどんどん短くなっていきます。
そういえば今年は、テンカラ釣りも行かずじまいでした。
魚が好きな私ですが、拐かして水槽で観察するのが一番の楽しみ。
狭い水槽での暮らしに慣れてもらうには、稚魚のうちに来てもらうのがベターです。
それを水槽に押し込めるのはちょっと厳しい感じ。
水槽の壁に激突する事故の話もよく目にします。
従って、テンカラ釣りは、純粋に釣る作業のみを楽しむことになります。
もちろん、竿をしならせる感触もいいものですが、
引き上げたたも網の中に、ぴちぴち動く魚影を見つけた時の方が、私のわくわく度は高い気が。
そしてその後、連れて帰って水槽に入れて、暮らしぶりを見守るのが至高の趣味です。