今年の2月に絶食明けした後は、
キャットを包んだクリルをコンスタントに食べていたウナギ君でしたが、
昨年までとは違って、ミミズには全く食指を動かしませんでした。
そして、6月10日を最後に、クリルにも反応しないように。
それならと、改めてミミズをピンセットで差し出して見ましたが、やはり無反応。
給仕係としては困ってしまいますが、ミミズを入れて放置しておいたところ、
数時間後になって、食いついているところを偶然目撃しました。
その後も、ピンセットで差し出すクリルとミミズには依然として無反応なので、
ミミズを投下して放置するのみに。
そのミミズ達は、後で部分的になって発見されたり、
生存して後日救出されたり(ミミズは水中で何日も生存できることが判明)、
そのまま行方知れずになったりと様々ですが、
ウナギ君が食している現場は二度と目撃できず。
状況証拠からして、いくばくかは食べていそうではあるものの、確信は持てない状況でした。
そうこうして2ヶ月近くが経った昨日、
ついに、クリル(+キャット)をピンセットから食べてくれました。
まさか、今年はこのまま冬に突入するのかと気が気ではありませんでしたが、
なんとか風向きが変わってくれたようです。
おそらく、ミミズ以外にも、マドジョウやスジエビといった活物を水槽内で食べてきた可能性がありますが、
嗜好が周期的に変化するのかもしれません。
ただ、真夏のガサガサではエビが獲れにくいのに加えて、給仕係の生命が危ないかもしれないので、
涼しくなるまでは、クリルのキャット添えを召し上がってもらえると助かります。